コブ斜面どこ滑る
コブ斜面の上に立つと最初は誰もがどこを滑ったらいいのだろうと思うのが普通でしょう。
適当にやみくもに滑って見ても上手く滑れません。
誰しもまずは上手い人の真似をすることになります。
大体はスピードが出すぎて、コースアウトするか、悪くすると転倒することになります。
ライン取りの違い
コブ上級者[A]とコブ初心者[B]のライン取りは全く違っています。
滑るラインが違うだけでその速さに倍半分ぐらいの差が出てしまいます。
速度が遅いとスキー操作にゆとりがでて初心者でもコブ斜面を滑ることができます。
コブ斜面のどこを滑っているのか模式図を使って説明します。
フォールライン:右方向が谷
うすい青色 :コブの裏側
うすいピンク :バンク部(コブの表側)
うすい黄色 :コブの出口
灰色ライン :溝
黒色細直線――:コブ斜面の中央ライン
黒色細曲線 ~ :コブ斜面の両端のライン
青色線 ―■― :コブ初心者[B]のライン
赤色線 ―●― :コブ上級者[A]のライン
緑色線 ―▲― :コブ超上級者[C]のライン
コブ斜面横断面
上記上から見た模式図では少しわかりにくいかもしれません。
横断面図を追加します。
頭 ―●―と
腰 ―――の
位置はフォールラインに並行で膝の曲げ伸ばしで上級者は滑べって行きます。
コブ斜面出口断面
さらにはコブ斜面出口断面図も追加します。
青色線 ―■― :コブ初心者[B]の動き
赤色線 ―●― :コブ上級者[A]の動き
緑色線 ―▲― :コブ超上級者[C]の動き
になります。
ここまで、ライン取りについて模式図を示してきました。
引き続き、実際の滑りで比較したいと思います。