さくら VPS ESM Apps インストール

ESM Apps 概要

さくら VPS に ESM Apps をインストールします。
きっかけは、ログインするといつも以下のコメントが出るのが気になったことです。

Expanded Security Maintenance for Applications
が無効化されています。
3個の追加のセキュリティアップデートが、ESM Appsによって適用できます。
ESM Appsの有効化方法についてはこちらを参照してください
:at https://ubuntu.com/esm

ESM Apps についてその概要及びその利点について説明します。
Ubuntu の ESM Appsとは何か?
Ubuntu 22.04にUbuntu Proを適用する
が参考になります。
ESM Apps は、Ubuntu Proが提供しています。
Ubuntu Pro は通常、有償ですが、Ubuntu ONE のアカウントがあれば、 無償で最大5台までサポートを受けることができます。
ただし、LTS 版の Ubuntu のみが対象であることに注意が必要です。
大きな利点は次の通りです。

  1. セキュリティ更新プログラム取得

    Ubuntu ベースの OS "Ubuntu Main repository"と
    重要なソフトウェアパッケージ "Ubuntu Universe repository" のパッケージ群
    およびインフラストラクチャコンポーネント
    のセキュリティ更新プログラムを
    10年間継続的に受けることができます。
    ここまでが無償のようです。

  2. カーネルパッチ適用

    システム稼働中にカーネルパッチ realtime-kernel を適用できるようになります。
    ただ、具体的にどんなご利益があるのかは私には理解できていません。
    勝手にパッチ適用をするのだと思います。
    これは有償のようです。

  3. livepatch 適用

    realtime-kernel の代わりに livepatch が適用できるようです。
    これも有償?のようです。
    システム稼働中にカーネルパッチ livepatch を適用できるようになります。
    ただ、これも具体的にどんなご利益があるのかは私には理解できていません。
    realtime-kernel と livepatch は共存できないようです。

ESM Apps 事前準備Ⅰ

ESM Apps をインストールための準備をします。
Ubuntu ONE のアカウントを取得します。
One account for everything on Ubuntu
Ubuntu ONE のアカウントを取得済の方はパスします。
アカウント取得画面になったら必要事項を記入します。
Email アドレス
I don’t have an Ubuntu One account をチェック
Full name
Username
Password を2回
I have read and accept the Ubuntu ・・・ をチェック
Create account をクリックすると
Ubuntu ONE のアカウントを取得することができます。


Ubuntu ONE のアカウント取得
 

ここまでで、ESM Apps をインストールする準備Ⅰが完了しました。
引き続き、Free Personal Token を取得するための事前準備Ⅱを行います。


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