さくら VPS LSTM 豪ドル/円予測

さくら VPS LSTM 豪ドル/円予測概要

ここまでで、
Python Colaboratory Ⅳ
LSTM(Long Short Term Memory)概要
 ~
LSTM 豪ドル/円4時間足予測ファイル動作結果後半
のなかで、LSTM 豪ドル/円予測についていろいろ説明してきました。
ここからは、これらをさくら VPS のなかに入れて動かしていきます。
RNN 豪ドル/円予測に関しては
RNN 豪ドル/円予測Ⅱ(最新)サイレント化ファイル keras-go-4.py
のなかでまとめています。
これを改造して、さくら VPS LSTM 豪ドル/円予測ファイル
keras-go-lstm.py
を作成していきます。
このファイルは
LSTM 豪ドル/円 予測ファイル keras-go-lstm.ipynb
によく似ています。

keras-go-4.py ⇒ keras-go-lstm.py

RNN 豪ドル/円予測Ⅱ(最新)サイレント化ファイル keras-go-4.py を改造して
さくら VPS LSTM 豪ドル/円予測ファイル keras-go-lstm.py
を作成します。
改造に必要な部分は
keras-go-lstm.ipynb から抽出します。

モデル変更

keras-go-4.py ではモデルは全結合モデルでした。 これを LSTM モデルに変更します。

inputs = keras.Input(shape=(sequence_length,))
x = layers.Flatten()(inputs)
x = layers.Dense(
    20,
    activation="tanh",
    kernel_initializer='zeros'
    )(x)

のように書いていました。
これを LSTM モデルに変更します。
このモデルの作り方については
LSTM(Long Short Term Memory)の実現
のところで詳しく説明しています。
上記を削除して下記のようにします。

inputs = keras.Input(shape=(sequence_length, 1))
x = layers.LSTM(20, kernel_initializer='zeros')(inputs)

モデル保存用ファイル名変更

ModelCheckpoint コ-ルバックで設定している 最も性能の良いモデルを保存する保存用ファイル名を
jena_dense.keras ⇒ jena_dense_go_lstm.keras
に変更します。
そして、引数 patience は LSTM の場合 2 では小さいようです。
今回は 6 にします。

callbacks_list = [
  keras.callbacks.EarlyStopping(
    monitor="val_loss",
    patience=6,
    ),
  keras.callbacks.ModelCheckpoint(
    "/home/yamada/public_html/colab/jena_dense_go_lstm.keras",
    save_best_only=True,
    )

このファイルは predict メソッドを使用するときに呼び出すので

model = keras.models.load_model(
  "/home/yamada/public_html/colab/jena_dense_go_lstm.keras")

とする必要があります。

動作結果ファイル名変更

予測チャ-トと予測値の保存ファイル名を変更します。
最後の部分に記述されています。
予測チャ-ト図

plt.savefig(
  '/home/yamada/public_html/manep-img/mane_chart_go_lstm.png')

予測値 csv ファイル

  
df_concat.to_csv(
 '/home/yamada/public_html/manep-img/mane_chart_go_lstm.csv',
 header=False, index=False)    

ここまでで改造すべきところは列挙できましたので
さくら VPS LSTM 豪ドル/円予測ファイル keras-go-lstm.py
をまとめます。


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