さくら VPS Ubuntu
さくら VPS に LAMP server インスト-ル
Web サービスを作るための LAMP 環境を構築します。
ここまで、インスト-ル画面のシリアルコンソ-ル(β版)が開けるよう設定してきました。
引き続き、LAMP serber をインスト-ルしていきます。
Ubuntu には Tasksel というツールがあります。
Tasksel を利用することで、事前に定義された特定の目的のために、
複数のパッケージをインストールすることが可能です。
Tasksel のタスクの中に LAMP Server というものが定義されているので、
これを選択することで必要なパッケージがまとめてインストールされます。
これにより Linux, Apache2, MySQL, PHP が構成されます。
さくら VPS には Tasksel 自身はインストールされています。
ただし、標準OS Ubuntu 20.04 amd64 からインスト-ルした場合には、Tasksel は入りません。
事前に
$ sudo apt update
$ sudo apt install tasksel
として Tasksel をインストールしてください。
次のコマンドで LAMP サーバーのインストールを開始します。
前項
さくら VPS Ubuntu 日本語環境
で日本語化したので、日本語で表示されます。
シリアルコンソ-ル(β版)を開き、
$ sudo tasksel
でインスト-ルパッケ-ジ選択画面から
矢印、空白、Tab の各キ-
を使って、LAMP server と OK を選択し、Enterキ- でインスト-ル開始。
apache2,php,mysql,python3
がインスト-ルされます。
ではインスト-ルできたか確認してみましょう。
すべてが確認できるわけではありませんが、
あなたに割り振られている IP アドレスを利用して
ブラウザの URL 欄に
http://100.101.102.103/
のように設定して
Apache2 Ubuntu Default Page
が表示されたらインスト-ル完了です。
●注意
私の場合、フィルタ設定はディフォルトで
「パケットフィルタ利用設定」→「利用しない」
となっていました。
すべてのポ-トが使える状況でした。
なるべく早く、
「パケットフィルタ利用設定」→「利用する」
にして使用しないポ-トは閉鎖する必要があります。
パケットフィルタ設定
取り急ぎ、パケットフィルタの利用設定して、サ-バ攻撃を防御します。
私のような特段の秘匿デ-タ情報もない個人のサ-バは攻撃される訳はないとタカをくくっていたのですが、
攻撃してくるやつがいるんです。
困ったものです。
パケットフィルタ の利用方法
に行くと詳細がかかれています。
まずは、標準設定で
SSH、Web、FTP、メ-ル
の各ポ-トを開放許可し、他のポ-トは閉じておきましょう。
これで さくら VPS に LAMP server がインスト-ルができました。
引き続き、Web サービスを始める ことができるようにします。