Python で 豪ドル/円チャ-ト を探求

豪ドル/円 CSV ダウンロ-ド,グラフ化合体ファイルを さくら VPS で動かす

ここまでで、
豪ドル/円 CSV ダウンロ-ド,グラフ化合体ファイルの動作確認が完了しました。
引き続き、この合体ファイルを さくら VPS に入れたいと思います。
Selenium をさくら VPS で動作させようとすると問題が発生します。
Virtual Ubuntu には存在したディスクトップがないのです。
さくら VPS に Ubuntu ディスクトップをインスト-ルすれば解決なのですが、 Ubuntu ディスクトップは 738MB のメモリを消費します。
もう少し軽いディスクトップもあるようですが、
私には、メモリは
512 MB 643円/月(7,078円/年)
しかないので無理とあきらめました。
ちなみに、2G プラン仮想 3-Core-100GB は
メモリ 2 GB 1,738円/月(19,118円/年)
です。
よって、Virtual Ubuntu できっちりデバッグしてから、さくら VPS に入れることにしました。

豪ドル/円 CSV ダウンロ-ド,グラフ化合体ファイル見直し

合体ファイル sc_sele_mane_poly.py の内容は 豪ドル/円 CSV ダウンロ-ド,グラフ化合体ファイル を見てください。
なお、さくら VPS に Ubuntu ディスクトップはありませんので 途中経過は一切表示しないようにします。
ヘッドレスモードを有効にします。
options.headless = True
さくら VPS の場合これは必須です。
また、さくら VPS は動作し続けていますので Chromium-browser の立ち上げ時間を配慮する必要はないようです。
driver = Chrome(options=options)
直後の待ち時間設定は180秒も必要ありません。
6秒に短縮しています。
time.sleep(180) # 必須
   ↓
time.sleep(6) # さくら VPS は短縮
にしています。

必要なライブラリ-を さくら VPS にインスト-ル

合体ファイル sc_sele_mane_poly.py を動作するために必要なライブラリ-をインスト-ルします。

  1. Selenium, ChromeDriver, chromium-browser インスト-ル

    Selenium と ChromeDriver, chromium-browser をインスト-ルします。
    詳細はPython Selenium Web 自動操作概要 を見てください。
    シリアルコンソ-ル(β版)を開き、
    yamada@********:~$ sudo apt install python3-selenium
    この方法が最も簡単なインスト-ル方法です。
    ChromeDriver, chromium-browser も合わせてインストールされます。

  2. python-dotenv インスト-ル

    python-dotenv インスト-ルします。
    詳細はWeb ペ-ジ自動操作概要 を見てください。
    シリアルコンソ-ル(β版)を開き、
    yamada@********:~$ sudo pip3 install python-dotenv
    とします。

  3. matplotlib インスト-ル

    matplotlib をインスト-ルします。
    詳細はPython/pyplot インスト-ル を見てください。
    シリアルコンソ-ル(β版)を開き、
    yamada@********:~$ sudo pip3 install matplotlib
    とします。
    pyplot が入るとともについでに付属で numpy も入ります。

  4. pandas, mplfinance インスト-ル

    pandas, mplfinance をインスト-ルします。
    詳細は豪ドル/円 CSV ダウンロ-ドデ-タ グラフ化 を見てください。
    シリアルコンソ-ル(β版)を開き、
    yamada@********:~$ sudo pip3 install pandas
    完了したら
    yamada@********:~$ sudo pip3 install mplfinance
    とします。

新規に必要なディレクトリ作成

合体ファイル sc_sele_mane_poly.py を動作させるために必要なディレクトリを さくら VPS に新規に作成します。
詳細は豪ドル/円 CSV 改造ファイルまとめ を見てください。
シリアルコンソ-ル(β版)を開き、
yamada@********:~$ mkdir public_html/manep
新規ディレクトリができたら
yamada@********:~$ touch public_html/manep/mane_chart_go.csv
で mane_chart_go.csv の空ファイルをあらかじめ作成します。
もう一つ新規ディレクトリを作成します。
yamada@********:~$ mkdir public_html/manep-img

.env ファイル作成

合体ファイル sc_sele_mane_poly.py を動作させるために必要な .env ファイルを作成します。
詳細はSelenium で CSV ファイルダウンロード-その2 を見てください。
シリアルコンソ-ル(β版)を開き、
public_html へ移動します。
yamada@********:~$ cd public_html
そして nano エディタを開き .env ファイルを新規作成します。
yamada@********:~/public_html$ nano .env
MANEPA_ID=12345678
MANEPA_PA=abcd1234
のように作成します。
作成が終わったら
Ctrl + o
Enter
Ctrl + x
で終了します。
yamada@********:~/public_html$ ls -la
で .env の存在を確認します。
隠しファイルなので ls -la コマンドでないと確認できません。
次に、
yamada@********:~/public_html$ cat .env
で中身を確認します。

豪ドル/円 CSV ダウンロ-ド,グラフ化合体ファイルを さくら VPS で動作確認

ここまでで、合体ファイル sc_sele_mane_poly.py を動作させる準備ができましたので
動作確認をさくら VPS のなかで行なっていきます。
sc_sele_mane_poly.py
を public_html のなかにアップしておきます。
シリアルコンソ-ル(β版)を開き、
yamada@********:~$ python3 public_html/sc_sele_mane_poly.py
として確認します。
2分程度時間はかかりますが、途中経過は何も表示されません。
実行が完了したら
yamada@ubuntu-20:~$ ls -l public_html/manep
及び
yamada@ubuntu-20:~$ ls -l public_html/manep-img
で作成した mane_chart_go.csv, mane_chart_go.png ファイルが存在することを日時も含め確認します。

ここまでで、さくら VPS に入れた 豪ドル/円 CSV ダウンロ-ド,グラフ化合体ファイルの動作確認 を行なうことができました。
引き続き、合体ファイルをさくら VPS で定時自動実行します。


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