Python ガウス基底関数フィッティング
豪ドル/円チャ-トロ-ソク足表示 gauss/fit ファイル作成
ここまでで、豪ドル/円チャ-トロ-ソク足表示 gauss/fit ファイルがまとまりました。
引き続きこのファイルの動作確認をしていきます。
まとめたファイルは動作確認のため TeraPad 等で作成したら、ファイル名をそれぞれ
gauss_fit-go-0.py
として保存します。
文字コ-ドは、UTF-8N
BOM なし
改行コ-ドは、LF
です。
保存先はホスト Wimdows OS の 共有フォルダ c:\vb_public_html にしました。
SFTP で gauss_fit-go-0.py をアップロード
作成した gauss_fit-go-0.py ファイルをユ-ザ-ディレクトリ
/home/yamada/public_html
にアップロ-ドします。
やり方がよく分からない方は
ユ-ザ-ごとの公開ディレクトリを用意する
の「SFTP でファイル アップロード」
を読んでください。
豪ドル/円チャ-トロ-ソク足表示 gauss/fit ファイル動作確認
さくらの VPS-コントロ-ルパネルのサ-バのコンソ-ルから
□VNCコンソ-ル に入ると
ディスクトップ画面に入ることができます。
このデスクトップ画面のなかで右クリックすればターミナルを呼び出すことができます。
ターミナルが開いたら、
gauss_fit-go-0.py を実行します。
実行する前に
/home/yamada/public_html/manep/mane_chart_go.csv
があるか確認します。
yamada@********:~$ python3 public_html/gauss_fit-go-0.py
として実行確認します。
実行が完了したら
yamada@********:~$ ls -l public_html/manep-img
に作成した png ファイル
/home/yamada/public_html/manep-img/mane_chart_go-gau.png
と csv ファイル
/home/yamada/public_html/manep-img/mane_chart_go-gau.csv
ができていることを日時も含め確認します。
豪ドル/円 CSV ダウンロ-ド, gauss/fit ファイル定時自動実行
マネパ CSV ダウンロードファイル sc_sele_mane_go-s4.py 及び
豪ドル/円チャ-トロ-ソク足表示 gauss/fit ファイル gauss_fit-go-0.py
を定時自動実行します。
なお、sc_sele_mane_go-s4.py の定時自動実行にあたっては
18行目のヘッドレス設定を True にしてください。
options.headless = True
豪ドル/円の日足デ-タは例えば、
2021/4/5(月)のデ-タは4/ 6(火) AM 7:00 までに確定
2021/4/9(金)のデ-タは4/10(土) AM 7:00 までに確定
そして土日には新規追加デ-タはありません。
よって、火~土の午前 7:00 以降にデ-タを取得すればよいことになります。
Selenium ファイル定時自動実行については
Selenium Google 検索ファイル定時自動実行
で説明しました。
参考にしてください。
おさらいします。
二つのファイルをスケジューリングして自動実行してみましょう。
端末画面から
yamada@********:~$ crontab -e
として、指定した時間に実行します。
書式は
.---------分(0-59) | .-------時(0-23) | | .-----日(1-31) | | | .---月(1-12) | | | | .-曜日(0-6)(日=0) | | | | | * * * * * 起動ファイル 動作ファイル
です。
今回は、python3 で、火~土の午前 7:15 と 午前 7:23 に
/public_html/ sc_sele_mane_go-s4.py と
/public_html/ gauss_fit-go-0.py
を実行します。
15 7 * * 2-6 /usr/bin/python3 /home/yamada/public_html/sc_sele_mane_go-s4.py 23 7 * * 2-6 /usr/bin/python3 /home/yamada/public_html/gauss_fit-go-0.py
となります。
ファイルの場所指定は絶対パスで表示します。
端末画面から
yamada@********:~$ crontab -e
で crontab -e を実行すると
一番最初はどんなエディタで開くか聞かれます。
デフォルトでは nano で開かれ
/tmp/crontab.e8OTCl/crontab
ファイルが開いて(これは例です)
コメントのみのファイルが展開されますので、
下記のように追記編集します。
・・・・
# For example, you can run a backup of all your user accounts
# at 5 a.m every week with:
# 0 5 * * 1 tar -zcf /var/backups/home.tgz /home/
#
15 7 * * 2-6 /usr/bin/python3 /home/yamada/public_html/sc_sele_mane_go-s4.py
23 7 * * 2-6 /usr/bin/python3 /home/yamada/public_html/gauss_fit-go-0.py
# For more information see the manual pages of crontab(5) and cron(8)
・・・・
赤字部分を追加し、編集が終わったら
Ctrl + o
Enter
Ctrl + x
で終了します。
yamada@********:~$ sudo cat /var/spool/cron/crontabs/yamada
でファイル内容を確認します。
/tmp/crontab.e8OTCl/crontab
を編集したはずでしたが、
/var/spool/cron/crontabs/yamada
に保存されています。
不思議ですが仕方ありません。
これでスケジューリングは完了です。
指定時刻になれば、ヘッドレスモードが有効になっていれば何事もなく
python3 で sc_sele_mane_go-s4.py
が立ち上がり、次に
gauss_fit-go-0.py が動作して
/home/yamada/public_html/manep-img
のなかに自動作成された
mane_chart_go.csv, mane_chart_go.png
の2つのファイルが保存されます。
豪ドル/円 CSV ダウンロ-ド, gauss/fit ファイル最終確認
豪ドル/円チャ-トロ-ソク足表示 gauss/fit ファイルがうまく動いたか最終確認します。
作成された
mane_chart_go.csv, mane_chart_go.png
の2つのファイルの中身を表示するファイルを作成します。
予測日/予測値の一覧表を作成
が参考になります。
ファイル内容は次のようになります。
<!doctype html> <html> <head> <meta charset="utf-8"> <title>ガウスフィット-豪ドル/円 予測チャ-ト表示</title> </head> <body> <h2>ガウスフィット-豪ドル/円 チャ-ト 予測表示</h2> <img src="manep-img/mane_chart-gau.png" alt="豪ドル/円 予測"> <br> <h2>今後5日間の予測値</h2> <table> <tr> <th>年月日</th> <th>予測値(円)</th> </tr> <?php $f = fopen("manep-img/mane_chart_go-gau.csv", "r"); while($line = fgetcsv($f)) { echo "<tr>"; for ($i=0; $i < count($line); $i++) { echo "<td>" . $line[$i] . "</td>"; } echo "</tr>"; } fclose($f); ?> </table> </body> </html>
このファイルの実行結果は
ガウスフィット-豪ドル/円チャ-ト 予測表示
から見ることができます。
なお、さらに手を加えて CSS 等も付加して、少しきれいに、また余分なことも含め見えています。
豪ドル/円チャ-トロ-ソク足表示 gauss/fit ファイルが完成しました。
長々とここまで読んでいただきありがとうございます。