さくら VPS Ubuntu PHP

MySQL インスト－ル

ここまでで、PHP を動作させました。
引き続き、MySQL をインスト－ルしていきます。
VirtualBox Ubuntu 構築の中で述べた MySQL インスト－ルに沿って作業を進めます。
mysql-server,php-mysql は
さくら VPS に LAMP server をインスト－ル
で、すでに、インスト－ル済になっています。
よって、不足している mysql-client を追加インスト－ルします。
シリアルコンソ－ル(β版)を開き、
yamada@********:~$ sudo apt install mysql-client
として、インスト－ルが完了したら
$ sudo mysql
とすると、MySQL のコマンドプロンプトが表示されます。
バージョンを表示させてみましょう。
最後の｢;｣は忘れずに！
mysql> select version();
5.7.30-Obuntu 0.18.04.1
でした。
これで、取り敢えずの動作確認は完了です。

パスワード設定

さくら VPS で MySQL を運用する時は、強力なパスワ－ドを設定することをお薦めします。
破られると SQL サ－バの内容が勝手に書き換えられてしまいます。
phpMyAdmin をインスト－ルしたとたん WEB 画面から侵入を許すことになります。
root にパスワ－ドを設定します。
$ sudo mysql
とし、MySQL のコマンドプロンプトが表示されたら
mysql> ALTER USER 'root'@'localhost' IDENTIFIED WITH mysql_native_password BY 'aB_012345678';
としてください。
これで、'aB_012345678' のパスワ－ドが設定されました。
ちなみに、パスワ－ドは 4 文字ぐらいでも｢OK｣ですが、 phpMyAdmin のインスト－ルでゆるすぎると怒られて前に進みません。
次のコマンドで有効にします。
mysql> FLUSH PRIVILEGES;
設定を有効にしたら root の認証に｢auth_socket｣が使われていないことを確認します。
mysql> SELECT user,authentication_string,plugin,host FROM mysql.user;
として、パスワ－ドが設定されたか確認します。
| root | *6F8F8A14A6EAC22BDB0AA1A7AFA77DC2F6FC**** | mysql_native_password | localhost |
のように root の認証が｢mysql_native_password｣となっていれば設定完了です。
mysql コマンドを終了します。
mysql> quit

パスワード付きで MySQL へ入る

それでは、設定したパスワードを使用してMySQL へ入ります。
もう $ sudo mysql では入れません。
$ sudo mysql -u root -p
として MySQL へ入ります。
パスワードをきかれます。
aB_012345678 を入力します。
入れたら
mysql> show databases;
と入力します。
デフォルトの５つの既存のデ－タベ－スが見えたら OK です。
ちなみに、mysql から出るときには
mysql> exit
で終わります。
exit でも quit でも \q でも
終了できます。

phpMyAdmin インスト－ル

引き続き、phpMyAdmin をインスト－ルしていきます。
phpMyAdmin のインスト－ルに沿って作業を進めます。
phpMyAdmin はブラウザを使って MySQL のデータベースを操作するためのツールです。
phpMyAdmin のインストールに行くと詳細が書かかれています。
次のコマンドでインストールします。
$ sudo apt install phpmyadmin
順調に進みます。
インストール中次々と質問されますので、回答していきます。
操作方法は以下の通りです。
上下左右の矢印キ－↑↓←→でカ－ソル移動
空白キーで＊印を付ける
了解は Tab キ－で設定
設定できたら Enter キ－を押す
これが一連の流れです。
インスト－ルが一旦止まります。

phpmyadmin 用のデ－タベ－スを dbconfig-common で設定

｢はい｣で Enter キ－を押す
phpmyadmin 用のアプリケ－ションパスワ－ド設定
前項 MySQL で設定したバスワ－ド
aB_012345678
を設定。
もし文字数が少ないとこのあとこれではパスワ－ドが貧弱と言われてエラ－になります。
Tab キ－で了解
Enter キ－を押す