PHP インスト-ル +α

PHP インスト-ル

やっと、PHP インスト-ルまでにこぎつけました。
PHP は Apache2 配下で動作し、MySQL と連携する必要があるので、 そのためのパッケージも合わせてインストールします。
Ubuntu を起動し、端末画面から
yamada@ubuntu-18:~$ sudo apt install -y php libapache2-mod-php php-mysql
とします。
すなおに進みます。
数分でおわります。

タイムゾーン設定

タイムゾーンを日本時間にします。
端末画面から
yamada@ubuntu-18:~$ sudo nano /etc/php/7.2/apache2/php.ini
とし、↓ キ-を押していると下方向にスクロ-ルします。
一番下まで行くようなイメ-ジで探します。
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
; Module Settings ;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
の下あたり、
[CLI Server]
の次
[Date]
の下
# 939行目:コメント解除しタイムゾーン設定
date.timezone = "Asia/Tokyo"
とします。

Apache2 再起動

インストールと設定が完了したら Apache2 を再起動します。
$ sudo service apache2 restart
もし、apache2 の再起動や apache2ctl configtest 時に
AH00558 が発生する場合は、
下記内容の /etc/apache2/conf-available/fqdn.conf ファイルを作成し、有効にします。
こちらのサ-バ名設定も参照してください。
$ sudo nano /etc/apache2/conf-available/fqdn.conf
ServerName hogeserver
保存したら
$ sudo a2enconf fqdn
$ sudo systemctl restart apache2 こちらを使うべし
$ sudo service apache2 restart こちらも可
とします。
systemctl、apachectl、apache2ctl、service の各コマンドは同じように見えて、 よく分かりませんね。
どれも使えてしまうような気もします。
Apacheコマンドのまとめに行くと詳しく かかれています。
参照してみてください。

PHP 動作確認用ファイル作成

PHP 動作がするか確認するためのファイルを作成します。
Apache2 のデフォルトでは Apache の Web ディレクトリ
/var/www/html/
に存在するファイルがブラウザに表示されるのでした。
すなわちここに PHP ファイルを設置すればこれをプラウザで確認することができるはずです。
下記内容の「/var/www/html/info.php」ファイルを作成します。
端末画面から
yamada@ubuntu-18:~$ sudo nano /var/www/html/info.php
<?php
    phpinfo();
?>
保存すれば、準備完了です。

PHP 動作確認

PHP が動作するか確認します。
ブラウザのアドレスバーに
http://localhost:8080/info.php
と記入し、PHP Version 及び一覧表が表示されれば OK です。

PHP でのユーザーホームディレクトリ利用

次に PHPで Apache2 のユーザーのホームディレクトリ領域を利用できるようにします。
最初に userdir モジュールを有効にします。
実はこれは済んでいます。
ユ-ザ-ごとの公開ディレクトリを用意する を参照してください。
続いて PHP を有効化するため、php7.2.conf を書き換えます。
ec2 Ubuntu 18.04.1 LTS apache2 ユーザー/public_htmlのphp7.2設定
に行くとその方法が書かかれています。
php7.2.conf の設定を変更します。
yamada@ubuntu-18:~$ sudo nano /etc/apache2/mods-available/php7.2.conf
として PHP の構成ファイルの編集をします。
最後の方で php_admin_flag engine が Offになっているので、これを on にします。

   
  <IfModule mod_userdir.c>
    <Directory /home/*/public_html>
      php_admin_flag engine on
    </Directory>
  </IfModule>

保存したらモジュ-ルを有効にします。
yamada@ubuntu-18:~$ sudo a2enmod php7.2
次に apache2 サービスを再起動をします。
yamada@ubuntu-18:~$ sudo systemctl restart apache2.service

ユーザーホームディレクトリに PHP ファイル作成

ユーザーホームディレクトリ
home/yamada/public_html
に /var/www/html/ にある info.php をコピ-作成します。
yamada@ubuntu-18:~$ sudo cp /var/www/html/info.php /home/yamada/public_html

ユーザーホームディレクトリ領域の利用確認

PHP が動作するか確認します。
ブラウザのアドレスバーに
http://localhost:8080/~yamada/info.php
と記入し、PHP Version 及び一覧表が表示されれば OK です。
さらにはすでに仮想ホストの設定も完了していますので、 ブラウザのアドレスバーに
http://v-host.jp/info.php
と記入しても、PHP Version 及び一覧表が表示されるはずです。

これで、PHP インスト-ル の説明は終わりです。
引き続き、MySQL をインスト-ルしていきます。


  • MySQL をインスト-ル に進む
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  • 仮想ホストの構成 に戻る
  • /etc/fstab の編集 に戻る
  • ユ-ザ-ごとの公開ディレクトリを用意する に戻る
  • ホスト OS のフォルダと Apache のフォルダの共有 に戻る
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